【司法試験、予備試験】直前期の過ごし方
こんにちは、やきなすです。
令和になりました。上皇がおっしゃっていたように、新しい時代が、平和で実り多い年になりますように、一国民として切に願います。
5月1日ということで、いよいよ司法試験、予備試験の直前期ということになります。
不安や焦りを感じているのは、あなただけではありませんので、心配しないでください。
今やるべきことを、普段通りにこなしましょう。
直前期のこの時期にやるべきこと、やってはいけないことを紹介します。
やるべきこと:
直前期には、とにかく今まで身につけた知識の総復習をしましょう。
私は以下のように1日を大きく2つのブロックに分けて勉強していました。
9時〜15時→司法試験の直前期には論文の演習を、予備試験の直前期には択一の演出を、それぞれ行なっていました。
15時〜24時→司法試験の直前期には、勉強の基本としていたテキストの読み返し、及び論文の論証の記憶、予備試験の直前期には、勉強の基本としていたテキストの読み返し、及び条文の素読を行なっていました。
ポイントは、なるべく1日で全科目をやるということです。
試験の合格との関係で、各科目の重要度に差はありません。
全科目満遍なく得点を取ることが大切なので、バランスよく勉強することが必要です。
やってはいけないこと:
新しい本に手を出したり、新しい知識を覚えようとすることは絶対にやめましょう。
今から新しい知識を覚えようとすれば、その分、いま知っていたはずの知識の精度が落ちていきます。
また、今から付け焼き刃で覚えたような知識では、本試験では通用しません。
2年3年必死に勉強してきた人、予備校の基礎講座を受講し終えたレベルの人にとって、今まで習得した知識だけで、十分に合格することは可能ですので、手を広げることはやめて、今ある知識の精度を高める時間に使いましょう。
直前に模試を受ける方も多いと思いますが、仮に模試で今まで聞いたことのないような問題や論点が出たとしても、それを覚えようとするようなことはしないでください。
私は、直前模試の問題に引きずられて、似たようでいて全然違う論点について、間違った記述を大展開しました。
きちんと自分の中で消化できていない知識であったため、このようなミスをしました。
模試と同じ問題はまず出ないと思って間違い無いですし、仮に出たとして、その模試を受けていないとしても、合格することはできます。
みなさまが新時代のはじめての合格者になることを祈っております。
<今回の名言>
「だれにだってあるんだよ ひとにはいえないくるしみが
だれにだってあるんだよ ひとにはいえないかなしみが
ただだまっているだけなんだよ
いえば ぐちになるから」