法曹への道 ~その先へ~

予備試験・司法試験合格の現弁護士による主として法律系資格の勉強法に関するブログです。受験時代に苦労・工夫したことや今苦労していることなどを踏まえお伝えしていきます。

人生は有限だからこそ輝く

こんにちは、やきなすです。

 

水泳の池江璃花子選手が、白血病であることを公表されました。

 

まだ成人もしていない彼女にとって、第三者では想像できないくらい辛く、ショックな出来事だと思います。一日でも早い回復を心から祈るばかりです。

 

池江選手の例もそうですが、人生はときに大きな試練を与えてきます。

 

私も予備試験の直前に祖父と愛犬を亡くしました。

 

勉強を続けていたら、持病もできました。

 

実務についてからも、過労がたたって、体調を崩したり、難聴に苦しんだりしています。

 

どうして私なんだろう、どうしてこのタイミングなんだろう、なぜ体が言うことを聞いてくれないのだろう、気をつけているはずなのに…

 

こんな風に悩むこともしばしばありましたし、今でもよく悩んでいます。

 

でも最近では、このように一見すると辛い出来事も、なるべく前向きに捉えていこうと思えるようになりました。

 

祖父や愛犬の死、病気になったこと、いずれも私にとってはとても辛かったですが、

家族とか、健康とか、今まで当たり前にあると思っていたことが、実は当たり前ではなく、本当に貴重で、幸せで、大切にしなければならないものなのだということに、改めて気づくきっかけとなりました。

 

 

人は誰しも生きていれば、壁にぶち当たることがあると思います。

 

そんなときに、その困難にどう立ち向かうのかによって、その先の未来は変わってくるのではないかという気がしています。

 

「もうだめだ」と諦めてしまうのか。

それとも「この試練はいったい自分に何を教えようとしているのか」そんな風に考えられるか。

 

人生は一度きりだし、運命は変えられません。

ですが、どのような出来事も、それを経験した人がどのように意味づけするかによって、プラスにもマイナスにもなり得るように思います。

 

言い換えれば、人生はそのように試練があって、有限であるからこそ、

その中でよりよいものにできるように必死になって努力して、助け合って、

生きていくことができるのだろうと思います。

 

そのように考えると、どのような辛い出来事も、

決して無駄なことはなく、

それを乗り越えることで、自分をより成長させてくれる、人生をより輝かせてくれる

そんなスパイスになるのかもしれません。

 

 

天は不意に試練を与えてきますが、その人が乗り越えられるサイズの試練しか与えないとも言います。

 

人生という大きな軸で見たら、

あのとき苦労したからこそ、今こうした幸せがある

というように思える日がきっとくると思います。

 

どうせなら、自分を、そして自分の人生を、好きになって、

一番の味方になって、あらゆる出来事に真正面から立ち向かっていっていきたいと、

私も思っています。

 

一緒に輝かしい人生を、自分の手で作っていきましょう。

 

 

<今回の名言>

「You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backward. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.」

(未来を見て点を結ぶことはできず、後から振り返ったときにそれを結ぶことができるだけだ。だから、いつか今という点が将来の点と結ばれると信じる必要がある。)